こんにちは、メディカルホーム苗間の介護士・恩田雄一朗です。
ここのところ秋の涼しさがより一層感じられる頃となって参りました。
暑さ寒さも彼岸まで・・・という言葉がある様に気がつけば今日は
体育の日で国民の祝日ですね。
そんな中、今回は個人的にはまっている事を紹介致します。
それは「うちなーぐち」を入居者様から習う事です。そもそも皆さんはこの言葉の
意味がお分かりになるでしょうか?
ここで言う「うちなーぐち」とは沖縄の方言を意味しています。
つまるところの、沖縄出身の入居者様から”沖縄の言葉”を習っている最中なのです。
どちらかと言うと私にとっては語学の秋(今勝手に作りました)といったところです(笑)
さて、ブログのタイトルを見ても分かる様に、一つはご理解頂けたと思いますが・・・
それでは「しんちー」とは?何ぞや?ということですが・・・
「しんちー」とは先生を意味します。二つの言葉を合わせると先生と沖縄語ですね。
沖縄の言葉に興味津々な私に快く「うちなーぐち」を教えて下さるしんちー・Zさん・・・
実はここのところ、物忘れや昼夜逆転が見られており、精神面でもコロナ対策による
居室対応で塞ぎがちな様子でおりました。
とあるZさんの寝付かれぬ晩の事、傾聴兼がね職員とお互いの出身地自慢をしていたのですが・・・
NHKの某連続テレビ小説で沖縄のドラマが共通の話題となり、故郷の方言解説へと発展していったのです(笑)
私個人的に沖縄は新婚旅行の地であったのでより一層の好感がありました。(蛇足)
時間を忘れ、言葉の一つ一つを解説したり実際に発声したり書いたりされているZさんの
嬉々とした態度に若干の安堵を覚えつつ、短い時間の間にかなりの数の言葉を教えて頂きました。
Zさんに限らず、入居者様の生い立ちや生活の背景なども理解した上でコミュニケーションを
取るとより分かり合えますし、そういった中で信頼や相互理解って培われていくものなんですよね・・・
今回は母国愛の溢れる入居者様と職員とのほのぼのエピソードをご紹介致しました。
これからも、他愛もないきっかけや何気ない会話からの気付きを大切に・・・
入居者様のナラティブのお手伝いをさせて頂こうと思っております。