皆さま、こんにちは
富家病院透析室、看護師の清水です
今日は『ナラティブ・ホスピタル』の中から一節をご紹介したいと思います
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「その人のナラティブに触れると
理学療法士の仕事は
『ある程度歩けるようになって家に帰してあげればOK』ではないと
わかるんです。
その人らしい日常を取り戻すために、自分には何ができるのか。
それを強く考えるようになりました」
[ 第5章 ナラティブは関わる人の心を変える(P180 1行目)]
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看護も同じです
看護計画の通りに一つ一つ目標を達成できたとしても
それは本当に患者さんが望んでいることではないかもしれません
医療者側の思いだけで動くのではなく患者さん本人の思い
またその家族の思い
全てをひっくるめて
その方のゴールを定め目指すのが本当にされたい医療だと考えます
その手助けになるのが
ナラティブだとこの文章を読み改めて感じました