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ナラティブ・ホスピタル2019年9月4日

ナラティブ・ホスピタル

患者は入院前の人生があり、入院すれば、そこからの日常がスタートします。

入院患者それぞれの「人生最期」を過ごす場所として当院を選択し、

そこで静かに年をとるだけ、という展開は、何とも味気なく、かつやりきれないものを感じると思います。

それを、我々医療現場が、その人の「人生最期」に何ができるのかを常に考え、

決められた役割のみならず、一歩踏み込んだ医療=関わりが出来たら、患者にとって、

最期のストーリーが読み応えのあるものに変えられると感じます。

この本は、ナラティブノート記入への落とし込み、意識改革の過程が記されています。

決して強制せず、意識を変えることは、決して容易なことではありません。

が、前進していく気持ちを忘れず、まずは実践、と行動に移していった様子が手に取るようにわかりました。

富家病院の理念は「されたい医療、されたい看護、されたい介護」。

当院に勤務してまだ日も浅いですが、少しずつ身に付けていこうと思います

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