皆様、こんにちは。
富家病院透析室、臨床工学技士の下森です。
今回は『ナラティブ・ホスピタル』の中から一節をご紹介したいと思います。
「寝たきりだったり、体の自由が利かなかったりして、思うようにコミュニケーションすら取れない患者・入居者も少なくありませんが、それでもまだその人の人生は動いているはず。そのことを、スタッフが肝に銘じ、本人に代わって証人となり、記録をし、一日一日を一緒に過ごすのです。」
第2章 超高齢化社会に必要とされる「ナラティブ・ホスピタル」(P71 3行目)
伝えるすべがない方も、思っていること考えていることが必ずあるはずです。
なので、必ず透析室で体重を測るときや、動くときに声掛け、あいさつをしっかり行いコミュニケーションを取るように心がけています。
第2章はナラティブ・ホスピタルの意味や、大切さなどが紹介されています。
是非、お手に取ってお読みください。