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ナラティブ・ホスピタル2020年11月13日

こんにちは。富家病院 検査科の辻です。

今日は、「ナラティブ・ホスピタル」の一部を紹介します。

 

「1人の患者さんをみていくうえで、その人の病歴だけではなく、その人の今までの人生の

<物語>を知ろう。そして、これから患者さん、家族、病院スタッフでその人の<物語>

をつくっていこう」

 

患者さんに関して、治療に必要な生活歴や習慣、家族構成などのデータを押さえることは

当たり前のことですが、ナラティブのアプローチではもう一歩踏み込んで、その人の歴史を知ろうとします。

その人の人生に参加し、関わっていこうという姿勢です。

その人についての関心や気づきを共有することで、親しみや興味が湧いてくるのです。

寝たきりだったり、体の自由が利かなかったりして、思うようにコミュニケーションすら

取れない患者さんも少なくありませんが、その人が今までどう生きてきたのかを想像することで、

医療人としてのもてなしの心を常に思い出し、日々仕事に取り組んでいきたいと思います。

ぜひ一度読んでみてください。

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