おそらく今回で三回目となります、
グループホーム鶴ヶ岡苑の介護士、田中隼人です。
このたび、隣りの特別養護老人ホーム鶴ケ岡苑と
合同で夏(秋)祭りが行われることとなりました。
開設当初よりコロナ禍の最中にあり、
外出はもちろんご家族様の面会やボランティアの方々の
受け入れにも大きな制限が加わり、
当然隣りの特別養護老人ホームとの交流も控えざるを得ませんでした。
ですが、今回コロナウイルスが感染症法の分類において
五類に引き下げられたことを踏まえ、初めての大規模な合同イベントとして
夏(秋)祭りが開催されることとなりました。
入居されている皆様におかれましては、
毎月の行事やアクティビティには参加していただいているものの、
屋外での活動(暑くなる前には日光浴などもされていましたが)、
ましてや隣りとはいえ他施設との交流を踏まえた行事となると
なかなか機会がありませんでした。
それだけに職員一同もアイデアを出しあって、
少しでも楽しんでもらおうと励んでおります。
さて、そんな中今回は「夏(秋)祭り」と題していますが、
なぜ括弧つきなのかというと当初は8月中に行う予定だったものが
諸事情のため順延となっているためです。
この「夏」祭りは古くはお盆の風習が色濃く反映されているのは
きっとご存知の方も多いでしょう。
盂蘭盆会をルーツとして先祖の霊を供養する風習です。
一方で「秋」祭りは収穫を祝い自然(神)に感謝をささげる祭りとなります。
少し面白いのが、これが海外、とりわけ欧米では10月31日、
いわゆるハロウィンに死者の霊が家に帰ってくるとされていまして、
収穫を祝うお祭りはドイツのオクトーバーフェストが有名です。
そう、どちらも10月に行われるのです。
それでは鶴ケ岡苑の10月の行事となった両施設合同の(夏)秋祭り。
少々気の早い話ではありますが、今から少し楽しみです。