こんにちは、本館2階介護士・杉原です。
3月もいよいよ末日、日一日と温かくなり新しい職員の入職や部所異動の季節になってまいりました。
実は私も本館2階と書いていますが、3月上旬から別館3階の回復期病棟に異動になりました。
本館2階で働いていた2年間は勉強の毎日でしたが頼りになる看護士さんや介護士と共に
辛いことも悲しいことも皆で乗り越え、楽しく働かせていただきました。
異動になる前の最後の夜、ある患者様にお声掛けをしました。
『私、今日最後の夜なんです。』
その事を聞いた患者様は大きく目を見開いて驚いている様子でした。
入院したころは表情も少し豊かで、私は、この患者様が笑った顔を見るのが好きだったので
介助に入った時はくだらない話を沢山していました。
日々の変化により介助に入る事が少なくなりお話をする機会が減りましたがそれでも私は楽しかったです。
勤務中、看護師さんにこの患者様のところに行くように言われ最後の最後で大きなミスをしてしまったのかと思い急いで行くと
すぎはらさん、いままでありがとう
のメッセージが!!
慣れない介助に迷惑を掛けてしまったことだってありました。
意思疎通がうまくとれず悩んだこともありました。
でも時間をかけてゆっくり理解していくことで信頼関係が築けていたのかな?と胸にしまい込み、
新しい病棟でも ありがとう と言っていただけるように頑張りたいと思います。