皆さんこんにちは。本館2階看護師の奥田です。
私の生まれ故郷、福島県会津の郷土料理「こづゆ」の紹介をしたいと思います。
その歴史は古く、会津藩の藩主が食べたとされる武家料理であったとされます。
もともと冬の間のお祝い席で出されていたものが、今では冠婚葬祭や
正月などに欠かせない料理となっています。「こづゆ」という名前の由来は諸説あり、
伝統工芸である会津塗の浅めの平たい朱色の小さな器を使うことから、
器を示す小さな器(小重)のつゆが訛って「こづゆ」になったとか、
小さな小吸物(こすいもの)が転化して「こづゆ」になったとか言われています。
干し貝柱のだしで豆麩(まめふ)、人参、椎茸、きくらげ、糸こんにゃく、
里芋、銀杏など7種類の具材を入れ、薄味に仕立てた汁物料理です。具の種類は7種、
もしくは9種類の奇数種を用いて、お祝い事につきものの割り切れない数にするに通じています。
お代わりを何杯してもよい習慣があり、会津人のもてなしの心が表現されています。
今まさに紅葉シーズン真っ只中、
観光がてら是非一度グルメ旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか。んめいもんいっぺあるよー!