こんにちは。 富家病院 透析室の林(温)です。
今日は透析室のスタッフを紹介したいと思います。
透析室勤務のナースの1人、明石さんです。
明石さんは、私が入職した時のプリセプターでもあります。
プリセプターとは、新人看護師(プリセプティ)に対して、マンツーマンで
臨床技術を指導してくれる先輩看護師のことです。
昭和生まれの私と平成生まれの明石さん。
自分より年上の新人を教えるなんて、時にやりにくいことも
あったのではないかと思います。
それでも1年かけて明石さんから教わったことは
透析室での私の看護にとてもいかされています。
自分が学ぶ立場のときは気づきにくいのだけれど、指導する立場の人は
教えるために沢山の準備をすることと思います。
明石さんが私のためにかけてくれた時間と労力を無駄にしないように…と
いつもメモをとり、ノートにまとめ、少しでも早く一人前になれるように
と過ごしていた新人時代を懐かしく思い出します。
(もちろん今も、日々精進の毎日でありたいと思っています…)
そんな明石さんからひとり立ちしてずいぶん経ちましたが
今でも私が穿刺の難しい患者さまを前に、怯(ひる)んでいると
「大丈夫です!できる、できるー、できまーす」
と、ものすごく雑に背中を押してくれます。
その割に、私が無事にその患者さまの穿刺を終えるまで
自分の手を止めてそっと見守ってくれていることを私は知っています。
やさしいですね。
明石さんは、いつまでたっても私の心のプリセプターなのです。
写真左:回診前に万全の準備をするリーダー業務中の明石さん。
写真右:師弟関係の明石さんと私。沢山のことを明石さんから教えていただきましたが、今も沢山のことを学んでいます。