こんにちは、クリニック透析室看護師 松岡和江です。
富家クリニックに就職して2年が経過しました。
大阪から埼玉に引っ越し、職場にも生活にも慣れてきたように思います。
最近、コロナの影響で自粛ムードが続き、
プライベートでも仕事でも士気が上がらないことがあります、
そういう時は前職の師長が良く話していた言葉を思い出すようにしています。
「私達、医療職はサービス業です。患者ではなく患者様です。
患者様はお客様として迎えてください」と言われていました。
前職では接遇マナー研修というのが1年に1度あり、
OBのキャビンアテンダントが講師になり接遇マナーを学びます。
初めて受けた時は「なんやろ?こんなん役にたつ?」と心の中で思っていましたが、
すぐにその意味を理解しました。
患者様は沢山の不安をもって受診に来ています、説明不足だったり、無表情だったり、
そっけない態度だったりしては信頼を得るわけがありません。
「私達、看護師は病院の顔です、患者様を不快にさせると言うことは、
病院に泥を塗ることだと、そしてそれは雇い主を不快にさせているのと同じ事。
働かせて貰えているという意識。患者様がまた来たい、
安心すると思えるような看護を提供できるようにしてほしい」と
これも前職の師長が言っていた言葉ですが、環境が変わっても、
転職してもこの言葉は印象的で、深く心に刻まれていて、
士気が下がると時々思い出し、
改めて医療従事者としての心構えや立場を考えさせられるおもいです。
何事も「初心忘れるべからず」ですね。初心と言えば・・
看護師の生みの親であるフローレンス・ナイチンゲールですが、
看護師になるのにこの方の存在を知らない人はいないと思います。
彼女もまた、沢山の名言を残していますので、紹介します。
*「病院の第一条件は患者に害を与えない事です」
*「子を失う親のような気持ちで、患者に接することのできない、
そのような共感性のない人がいるとしたら、今すぐこの場から去りなさい」
*「愛と言うのは、その人の過ちや自分との意見の対立を許してあげられること」
*「私は全ての病院が無くなることを願っています」
他にも明言は沢山あります。なるほどなーって思えることがあり、目指すところであります。