こんにちは!富家病院 相談室です。
富家病院の病室へ繋がる階段は、患者様のたくさんの思い出に囲まれています。
当院へ入院前面談に来院されたご家族様をこの階段に案内すると、
全てのご家族様が足を止め、写真に釘付けになります。
先日、難病を患い人工呼吸器を装着されている患者様のご家族に出会いました。
「治すことを目的にするのではなく、最期の時を悔いなく迎えたい」と話されており、
富家病院の主役は、患者様本人であり、見守る家族だと改めて気付かされました。
患者様の歩んできた人生を知るためにスタッフとご家族が一緒に作るナラティブアルバムやこれまで紡いできた患者様やご家族との“ものがたり”は、最期のそのときを悔いなく迎えるための私たちの道標になるに違いありません。
ひとりの人生に寄り添う看取りの医療も求められているということを改めて感じた一日でした。