こんにちは、3北病棟の加藤です。
先日ナラティブムービーの視聴会に参加させていただきました。
10作品でしたが、どれもそれぞれのナラティブが詰まった作品で
最初から最後まで涙が止まりませんでした(笑)
ナラティブとは、英語で「説話」「物語」「語り」などを意味し、
医療現場においては医療従事者が患者の経験したことや出来事の語りを聞き、
患者の視点で受け止めることによって、患者と医療従事者がいい関係を構築し、
双方が満足できる医療を行う事を指す言葉だそうです。
入院されている患者様方は、様々なライフイベントを経験し現在に至っています。
「ナラティブ」とはそれぞれの個性だと私は思っています。
どのような経験をされてきたのか、どのような知見を得て来たのか、
によって人の価値観は変化し続けながらも形成されていくものだと思います。
今回の視聴会を通して、よりその人らしさを尊重した医療・看護の提供を可能とするために、
患者様のナラティブを知ろうとする姿勢を持ち続けていく必要があると再認識することが出来ました。
ナラティブとは何か、自分なりに考えてみるのもいいかもしれないですね。