こんにちは。
リハビリ助手の稲葉美穂です。
『ナラティブホスピタル』の第5章より
文章の一説を紹介させていただきます。
リハビリ室の理学療法士・利根川賢さんの話が載っています。
その中で利根川さんは
ナラティブによってリハビリという仕事に対する価値付けは
本質的に変化したと言っています。
リハビリの仕事は
『新しいことができるようにする』こと。
そのせいで、体の変化ばかりに目が行きがちですが
ナラティブを通してその人のこれまでの生活を知ると
『やりたいことをかなえるためのリハビリ』
という意識をもてるようになりました。
「その人のナラティブに触れると
理学療法士の仕事は
『ある程度歩けるようになって家に帰してあげればOK』ではない
とわかるんです。
その人らしい日常を取り戻すために自分には何ができるのか。
それを強く考えるようになりました。」
とも話しています。
・・・どうぞその後も読んでみてください。
『ナラティブホスピタル』第5章
「患者をリードするのではなく、患者伴走する意識でリハビリを手伝える」理学療法士・利根川賢 より