医療相談連携室の唐戸です。
残暑が激しいですが、夏バテなどされておりませんでしょうか。
医食同源という言葉がありますが、
私は料理研究家の土井善晴さんが好きでして、
氏の提案されている「一汁一菜」をご紹介したいと思います。
一汁一菜とは、「主食+汁物1品+おかず1品」のことです。
質素な食事を意味する言葉ですが、
カロリー過多となっている現代人には、
食べ過ぎを防ぎ、栄養バランスも良い理想的な食事です。
外食や品数の多い食事に慣れている人からは、
「栄養失調になるのではないか」という声も聞こえてきそうですが、
おかずの塩分を抑えれば塩分過多にもならず、
白米を玄米に変えればたんぱく質も摂れ、完全栄養食だそうです。
何より、料理と洗い物の手間が減ります。
忙しい現代人にとってこれほどの朗報はありません。
一汁一菜は手抜きや簡素ではなく、必要十分な食事です。
おまけに節約もできるので嬉しいことしかありません。
私はいま野菜の乳酸菌漬けを常備菜として作っていますが、
食事は毎日の身体を作る大事なものです。
時間をかけてこだわる食事もたまには良いですが、
普段の食事は一汁一菜を基本にしたいと思っています。