皆さん、こんにちは! リハビリ室 吉野です。
桜も散り、梅雨の時期となりましたね。皆様いかがお過ごしですか?
先日、A様とこんな出来事がありました。
A様は、とても温厚な性格で、
普段はNsステーション前に出てきて趣味の塗り絵を行うことが日課となっています。
しかし、コロナ渦でなかなかご家族様に会えないことがA様にとってかなりストレスとなり、
涙を流す頻度が増え部屋に引きこもりがちとなってしまいました。
リハビリとして、何か支えることができないかと考え、
ご本人の好きな色の折り紙で一緒にハートの形を作り、
表面には「お守り」、内側には「早く元気になって素敵な笑顔がみられますように」と想いを書きました。
それを毛糸でつなぎペンダントにしてプレゼントしました。
それをみたA様は「嬉しい。早く元気にならないとね。宝物にするわ」と涙を流して喜んでくれました。
「身体機能面だけではなく、精神面も支えられるセラピストでありたい」といった私のモットーと、
ナラティブホスピタルを大切にしている当院での経験が活かせたかなと実感できた瞬間でした。
長くなりましたが、現在もコロナ感染が拡大しており日々気が抜けない状態が続いておりますが、
ナラティブ通貨やスタンプも開始されましたので、
スタッフ・患者様・利用者様みんなで乗り越えましょう。