こんにちは!臨床心理室の山田です。
10月も後半に入り、だいぶ秋が深まってきましたね。
今回は秋らしいお話をひとつご紹介したいと思います。
80代女性Aさんとおしゃべりをしていた時のことです。
Aさんが突然、「あ、そうそう。これ見てください!」と
にこにこしながら小さな器を持ってきました。
なんだろう?と思い、のぞいてみると中には小さなどんぐりが入っていました。
「これ、この前リハビリで外を散歩した時に拾ったんです。
コロコロしていて可愛いでしょう。よく見るとちょっとずつ形も大きさも違うんです。
みていて楽しいですよ」
と、Aさんはにこにこしながら教えてくださいました。
小さい頃はよくどんぐりを拾ったりしていましたが、
大人になってからはなかなか手に取ることはなく、
Aさんのようにじっくりみることはすごく久々でした。
Aさんの言う通り、形や大きさ、色、模様など
どれも違っていてみていておもしろかったです。
なかなか遊びに行けない今、
身近にある小さな秋をみつけてみるのもいいなあと思いました。
みなさんも是非、探してみてはいかがでしょうか?