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日本透析医学会での発表を終えて2024年10月9日

こんにちは。富家病院透析室臨床工学技士の小林勇輝です。

先日私はパシフィコ横浜で開催された日本透析医学会学術集会・総会にて

「β2ミクログロブリン除去カラムフィルトールの使用経験」との演題名で

学会発表をさせていただきました。

日本透析医学会とは、毎年多くの透析医療に関わる国内外の

多職医療者・研究者・企業の方々が一堂に集まり、症例報告や議論・意見交換

を行うことで、透析療法を中心とした血液浄化療法に関する学術の発展に

寄与することを目的として開催されています。

私は今回ポスター発表という形で症例報告をさせていただきました。

まず今回の演題名にあるフィルトールについて簡単に説明させていただきます。

通常の透析治療では除去しきれない物質を専用の吸着膜を用いて血液から除去し

患者様の痛みの緩和・状態の改善を目的として使用しています。

今回参加した日本透析医学会では同様な症例報告が数多く発表されており

他施設様での治療方法や評価方法など様々な意見交換・共有をすることができました。

今回学んだ知識をもとに、よりよい治療をさらに安全に提供できるよう

日々精進していきたいと思います。


写真:実際に発表している様子。周りには観覧者が多数・・・とても緊張しました。

カテゴリー:富家病院

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