皆さん、こんにちは。富家病院別館2階 川合です。
11月に入り寒い日が続いていますが、体調は大丈夫ですか?
今回は「正月事始め」についてご紹介させて頂きます。
正月事始めの由来は、お正月の準備を始める日とされており、
「煤払い」や「松迎え」をする習慣があるそうです。
江戸時代になり、12月13日が「鬼宿日」という最上の吉日だったことから、
年神様(毎年のお正月に各家にやってくる豊作や幸せをもたらす神様)を
お迎えするのにふさわしい日として、この日を「正月事始め」とし、
お正月の準備を始める日としたそうです。
元々は旧暦12月8日のことを「事始め」と言い、
お正月の準備を始める日とされ、おせち料理を作るための薪や
門松に必要な松を山へ取りに行く習慣があったそうです。
「煤払い」とは、お正月に年神様をお迎えするために、
一年間の汚れを払い清めることだそうです。
当時は薪や炭で火を起こしていたので、
天井や壁についた煤汚れを落とすことは
年神様を迎えるために重要な事だったそうです。
現在は、「煤払い」はなくなりましたが
大掃除という習慣として残っています。
私達もお正月に向けて、少しずつ一年間の汚れを
掃除をしていきたいと思います。