富家病院 医事課木村です。
3月に別棟のお披露目と感謝祭があり、たくさんの胡蝶蘭を頂きました。
胡蝶蘭のお世話をするにあたり調べてみると、胡蝶蘭は熱帯のジャングルで生育し「着生植物」と言って、地面に生えるのではなく、他の木の上などに根を張る植物だそうです。このため、胡蝶蘭の根や葉は、少し変わった特性を持っているとの事です。一見お世話が難しいのではと躊躇して調べていくと、お手入れが簡単で寿命が長いので重宝されているとの事で気負わずに私も頑張ってお世話してみたいと思っています。
そんな私が朝、お世話をしていると外来患者様より「内覧会に招待して頂いて沢山の胡蝶蘭を見させてもらったが凄かったですね。あんなにたくさんの胡蝶蘭をみたのは初めてだったわ」と声をかけて頂きました。
しばし、胡蝶蘭のお世話の話で盛り上がりました。
「別館もきれいだった。いずれは病院にはお世話になるんだろうけど、きっと費用が高いからあそこには入れないわ。」
「他の病院と一緒ですから入れますよ」とお話しすると、とてもびっくりされていました。
元気が一番ですが、体調が悪い時に様子の分からない病院に行くより、かかりつけの入院施設の病院があるという事を心に留めて頂くだけでも、少しでも安心して日頃の生活を過ごしてほしいと思います。
ちなみに胡蝶蘭の花言葉は「幸せが飛んでくる」と・・。きっと患者様と当院にたくさんの幸せが舞い込んでくることでしょう。