こんにちは。富家病院 臨床心理室 山本です。
寒い日もありますが、少しずつ日が長くなり、春が近づいていることを実感します。
冬が苦手な私はあともうひと頑張りです!
この前デイサービスでお会いした患者さまとのかかわりの中で
「折り紙をやってみたい!」というご希望があり、一緒にやってみることになりました。
「もしわからなくなったら教えてね!」とおっしゃり
「もちろんです!」と答えてしまいましたが、内心不安に…
何を隠そう私は生来の不器用で、人生初めての挫折は幼稚園の時の折り紙「メダル」でした。
成長してからも、鶴以上に複雑なものは折り図をみてもうまく折れないことが多く、
何となく遠ざけていました。
患者さんのリクエストは「祝い鶴」。
「通常の鶴より難易度が高い」と書いてあり、不安なまま10年以上ぶりに挑戦です…。
今回はYouTubeの折り方の説明動画を一緒に見ながら折ることにしました。
これが大正解でした!
「袋折り」や「中割り折り」など折り図の説明だけではイメージしにくい折り方も
実際の折る動作を何度も見直すことができるし、
「ここは間違えやすいので注意!」などのアナウンスもありました。
私にとってはかなり複雑な工程も動画を停止したり巻き戻したりしながら
なんとかこなすことができました。
完成した作品がこちら。きれいにできていますよね?
患者さまに「おかげで最後まで作れた、ありがとう」とお礼を言っていただきましたが、
どう考えてもYouTubeのおかげです。文明の発達に感謝です。