富家リハビリセンターセンター川越
管理者の軸屋です。
先日リハ川越で
『左手のピアニスト 演奏会』
を開催いたしました。
左手のピアニスト
とは新澤隆志さんです。
新澤氏は、2002年 脳出血により失語症と右半身麻痺に負われました。
その後、同じ病に倒れて左手のピアニストとして活躍されていた館野泉氏と出会い
共演をきっかけに活動を始められました。
当施設の失語症の方達とも
川越市民会館で開かれた
『ふれあいコンサート』でご一緒に演奏をして頂いたこともあります。
ピアノの前に座られた新澤氏はぴんと背中を伸ばし鍵盤に向かわれました。
右手は麻痺があるのでもちろん動きません。
左手の指から奏でられる音色は、それはそれは優しく心に響く音色でした。
新澤氏のピアノ演奏に
利用者の皆さんも言葉にならない感動をされていたと思います。
演奏会の後
失語グループの利用者さんと引き立てのコーヒーを飲みながらお話の時間が持てました。「よかったよ」
「すごいなぁ」と笑顔で談話されていました。
心が洗われたひと時でした。またいつかデイで素敵な演奏が聴けますように・・・。