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『なくてはならない存在』2015年1月9日

こんにちは 富家在宅リハビリテーションケアセンター透析室です。

 

ボクと彼女は今年の春、ここ透析室で出会った。

スタッフに頼まれ、透析中の彼女をボクがベッドサイドで励ますことになったのだ。

彼女はボクを一目で気に入り、「クーちゃん、来たよ~♪」(クーちゃん?クマだからか…??)と透析に来る度に笑顔だ。

透析中も時々、ボクを見ては話しかける。ボクも「頑張って!」と精一杯の声援を送る。

つい先日、彼女は88歳のお誕生日を迎えた。ここ透析室ではお誕生日ボードを作ってお祝いしてくれる。

彼女もボードをもらい、更に「祝・米寿」と毛筆で書かれた額ももらった。毛筆は彼女のリクエストだ。

主任の母上が毛筆の師範だったためお願いして書いてもらった。

彼女は大喜び!そんな彼女を見るとボクも嬉しくなる。

今、ボクは透析室から引っ越しし、大井苑で彼女と暮らしている。

これからもずっと彼女のそばで応援したいと思っている。

20150109

 

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