富家在宅リハビリテーションケアセンター居宅介護支援室の北川です。
私達ケアマネジャーは毎月ご利用者様宅に訪問させて頂き、ご自宅での生活状況や介護保険サービスのご利用状況、介護に対する悩み等いろいろなお話を伺います。
そんな中、先日訪問させて頂いたご夫婦お二人暮らしのT様のお話です。
脳梗塞後遺症で片麻痺のある奥様を介護されている旦那様との何気ない会話から出た旦那様のお言葉が印象的でした。
「一度きりしかない人生なんだから楽しまなきゃ。妻も障害が残った体だけど、出来るだけ
自分が見ていきたいと思うよ。そりゃ完璧じゃないから出来ないこともあるけど、そこは妻にも大目に見てもらってさ。せっかくこの世に生まれてきたんだから、最期にはこの人と一緒になって良かったなって人生を送ってもらいたいんだよ。
難しい事くよくよ悩んだって仕方がないし、適当で良い所は力抜いてやっていくから大丈夫。心配かけて悪いね」と。
80歳を迎えた旦那様ですが、今も仕事や畑、パソコン教室とご自分の事にも積極的。
私自身、支援者として訪問させて頂いておりますが逆に毎月いろいろと勉強させて頂いています。
奥様の前では冗談交じりに「いつ死んでもらってもかまわないよ」と話すことも(^_^;)
今度は是非奥様の前で今回のようなお話してくださいね(*^_^*)