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透析の苦痛緩和のための関わり2020年8月8日

こんにちは、リハビリテーションケアセンター透析クリニック看護師の高橋です。

毎日暑い日が続きますね。

透析を行う患者様にとって、治療の時間はとても長く

穿刺や腕の屈曲制限など苦痛を伴うことがしばしばあります。

S様は認知症と慢性的な腰痛があり、臥位で過ごす透析がつらいと訴えていました。

血圧低下や筋力のバランス低下により、座位になる際には

隣で付き添い、透析を行っています。

腰部をさすってタッチングしたり、チョコレートを少し召し上がって空腹を満たしたり、

昔話を聞いたり…

鎮痛剤を内服しなくても、S様は「もう大丈夫、ありがとう」とおっしゃり、

また臥床され、最後まで透析治療を頑張ってくださいました。

患者様が安全で苦痛の少ない治療が行えるように、

看護師としてこれからも関わり方を模索していきたいと思います。

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