こんにちは、リハビリテーションケアセンター透析クリニック看護師の高橋です。
毎日暑い日が続きますね。
透析を行う患者様にとって、治療の時間はとても長く
穿刺や腕の屈曲制限など苦痛を伴うことがしばしばあります。
S様は認知症と慢性的な腰痛があり、臥位で過ごす透析がつらいと訴えていました。
血圧低下や筋力のバランス低下により、座位になる際には
隣で付き添い、透析を行っています。
腰部をさすってタッチングしたり、チョコレートを少し召し上がって空腹を満たしたり、
昔話を聞いたり…
鎮痛剤を内服しなくても、S様は「もう大丈夫、ありがとう」とおっしゃり、
また臥床され、最後まで透析治療を頑張ってくださいました。
患者様が安全で苦痛の少ない治療が行えるように、
看護師としてこれからも関わり方を模索していきたいと思います。