こんにちは!検査科の藤沢です。
まずはこちらの写真をご覧ください。カラフルなこちら、何だか分かるでしょうか?
正解は……採血管です!
一言で血液検査といっても、細胞、血液成分、ホルモン、感染症、
血液が固まる力など調べる項目にはたくさんの種類があります。
その調べたい項目に合わせて、何種類もの採血管を使い分けているんです。
例えば、左下の灰色の採血管は血糖専用のもの。
採った血液から糖分が減らないようにする成分が入っています。
また、二列目一番左の黄色い採血管には「分離剤」という透明なかたまりが入っています。
この採血管に血液を入れて遠心すると、血液の細胞成分と液体部分のちょうど中間に分離剤が来て、
うまく液体成分だけ検査できるんですよ!
採血は痛くて嫌だとは思いますが、健康診断などのときには注目してみてください!