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体育祭その32017年7月6日

こんにちは

本館2階の黒木です。

 

先月は、病院横の林で体育祭を行いました。

 

本館2階の患者さまも、皆様楽しそうに参加していました。

スタッフも日頃の運動不足の解消になったようです。

これを機に、何か始められると良いなと思う今日この頃です。

暑い夏も目の前ですが

皆様体調崩さずに頑張りましょう。

しゃしん

カテゴリー:富家病院

元気の秘訣2017年7月5日

こんにちは。

臨床心理室 山本です。

暑い日が続いていますが、みなさん体調はいかがでしょうか?

 

 

私は夏の日差しがあまり得意ではないのですが…

病院や施設で患者さま入居者さまとお話していると

ご高齢でも暑さに負けずお元気な方がとても多く

見習いたいと感じます!!

 

 

 

先日90歳の女性とお話したときのことです。

 

「90歳とは思えないくらいお元気ですね」と声を掛けると

「それがね。私は両手に乗るような小さな体で生まれて

みかん箱に座布団を敷いたのをベッドにして育ったのよ」とお話されました。

「体が弱くて外に出られないから、3年も遅れて小学校に入ったの。

それからも運動も勉強も皆に追いつけなくていつも ビリッケツ でねえ。

今でも悔しいわ」と。

 

「でもね。90になった今は

”ものわすれも少ないし年の割にしっかりしている”って

いろんな人に褒められるのよ。

ボケるのも人より遅いのかしら。

小さく生まれてみるもんねえ あっはっは!」と大笑い。

 

元気の秘訣は「笑うこと」だそうです。

私まで元気をもらったひとときでした。

 

 

しゃしん1

カテゴリー:富家病院

なっちゃん2017年7月4日

富家リハ川越STの山口礼子です。

 

今日は

ご自分も失語症で都内の失語症友の会で

会話パートナーをされている なっちゃんが

私達の失語症グループに遊びに来てくださいました。

今回が2回目になります。

 

なっちゃんは 大阪生まれの2児の母

6年前に失語症になったけれどお仕事に復帰された

笑顔の素敵な明るい方です。

 

「職場で今困っていることはありませんか」の質問に

 

「言いたいことがここまで出掛っているのに言えなくて

黙っていると(みんなの)話が終わってしまうこと」との答え。

(わたしはそれを黒板に書きました。)

 

ほどなくお向かいに座っていたKさんが

なっちゃんを 指差しながら

うなずいたり 首を振ったりして

『そうそうそうなんだ』

というように盛んに声と表情でお話をされました。

 

 

 

帰りのバスの中から なっちゃんからのメールが来ました。

〔今日も楽しい時間をありがとうございました。

言いたいことも言えず

言葉を心に止めているのは

いいことではありません。 Kさんが言っていたように

その場に居ても、自分が消されることは

あってはいけないと思います。〕

 

何て重い、真実の言葉でしょう!

言いたいことが言えない

その場にいるのに

そのいたたまれなさ

そして怒り・・・

 

また一つ

なっちゃんは 失語症の方の通訳をして下さいましたね。

 

「来月もまた来ます」と約束してくださったなっちゃんを

みんな首を長くしてお待ちしています!

 

記念撮影です   全員集合!!  ハイポーズ

しゃしん2

手作り作品2017年6月30日

こんにちは

富家在宅リハビリテーションケアセンタ― 看護師の梅田です

 

この時期、あちらこちらの庭先に

紫陽花がきれいに咲いていますね。

夾竹桃も咲きはじめましたね。

 

ディケアでは

先日ボランティアの先生の指導で

紫陽花で押し花の葉書作りをしました。

しゃしん1

前回の押し花作品を見た方から是非

「自分も作りたい」

と希望される方が多く

皆様 とても喜んで製作されていました。

淡い紫色が爽やかで とても美しく出来ました。

 

 

 

 

しゃしん2

ディケアでは月末バザーを開いています。

いつも

利用者様の手作り作品が並びます。

 

写真のふくろうのリースもその作品の1つです。

すばらしいですね。

 

ナラティブで販売すると皆さんの目に触れる前にすぐに売れてしまうので

今は入口に飾らせて頂いています。

ディケアにおいでの際は是非ご覧ください。

 

 

手作りは

作る過程が大変な物も多いですが

出来上がった時の満足感や達成感が良いです

 

今度は七夕飾り 製作がんばりましょう。

 

一周年記念2017年6月29日

富家病院 透析室看護師 清水です

 

患者のTさん、透析が無事終わり

 

止血の最中にふと

 

Tさん  「明日で一年なんだよ」

Ns    「えっ、何がですか?」

Tさん  「明日で透析始めて一年・・・」

Ns    「そうですか~記念日ですね、お祝いしなくちゃですね♪」

Tさん  「えっ」 ちょっと間があって

「あはははははは、そうかー」

 

Tさん、「記念日」という言葉に戸惑ったようですが

無事に一年透析治療を頑張ったのですから

これはもうお祝いしなくては♪♪

しゃしん

 

次回、何かサプライズを考えておきますね

カテゴリー:富家病院

こんにちは、富家病院栄養科の飯利です。

 

皆さん、『ナラティブ・ホスピタル』はご存じでしょうか。

今回はその中の一節をご紹介させて頂きます。

『ナラティブ・ホスピタルにおける臨床心理士の役割』より一部抜粋

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「ナラティブ・ホスピタルで何が起こっているのか」

について尋ねてみると

心理学の専門家らしく確かにより具体的な言葉が返ってきました。

根生氏は、ナラティブを評して言います。

「ナラティブを実践することで

患者や家族と 医療の現場は

生身でぶつかることができる。

そして、そのとき自分の心がどう動かされるのかを自覚する。

『医療』というスキルではなく『自分』という人間の深みが試されている気がする。」

相手の人生の歴史を知ることで

「目の前に相手がいて今自分はその人と関わっているのだ。」

という実感が強くなるのだといいます。

「臨床心理士としてというよりも一人の人間として向かい合うことを求められる」と。

言い換えるとそれは

患者と向き合う際スキルに逃げることができないということなのかもしれません。

その人の人生の重みを知ったとき、自分はそれをどう受け止めながら関わっていくのか

という問いが強制的に突きつけられるというわけです。

もちろんそれは不快な感覚ではなく、むしろ背筋が伸びる思いです。

「専門家として患者を診る前に一人の人間として出会い向き合うこと」という

忘れがちな医療のあるべき姿を思い出させてくれることにつながるのです。

そうして患者を知り親近感や愛着が湧く中で

「患者のために」とケアを頑張っていると

「ありがとう」とか「お世話になりました」とか

「この病院でよかったです」といった

ありふれた言葉に込められる重みも違って感じられてくる。

そうして返ってくる思いによってナラティブは患者のためにと思って実践していたが

実は自分のためにやっていたと気づかされるんです。と根生氏は指摘します。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

以前 ずっと食止めになった患者様がいて

やっと流動食を食べられたとき「今まで生きてきた中で一番おいしい」

と涙を流されたときは

こちらも泣きたくなるようなとても嬉しい、安心した気持ちになりました。

患者様のために行動し

そのことで喜んで頂けると

こちらもとても嬉しい気持ちになる…

「実は自分のためにやっていた」というところにとても共感しました。

日常のささいな会話の中でも食事につながる話が出てくることもあるので

これからも積極的に話しをして患者様のことをもっと知りたいと思いました。

 

カテゴリー:富家病院

ニフスさんの心遣い2017年6月27日

こんにちは

この度、ブログに初めて参加させて頂く事になりました、

富家リハビリセンター苗間の松澤です。

 

ある日の職員食にこんなメッセージが…

 

 しゃしん1

 しゃしん2

 

 

 

ほんの小さな事ですが、心遣いに感動し、

とっても嬉しくなった一日でした。

 

 しゃしん3

 

 

ニフスさん、ありがとうございました。

 

 

こんにちは!

メディカルホーム看護師の新井です。

今回は、ナラティブホスピタルの一部を紹介します。

 

*理想は「世界最高のホスピタリティ」

例えとして

東京ディズニーランドが引き合いに出されるが

そこは一丸となって「そこで過ごす楽しさ」を提供している。

スタッフそれぞれの仕事の役割はあれど

ゲストにどんな思いを感じて欲しいかという目的は皆一致している。

 

単に病院として治療を行うのではなく

それ以上に

自分がされてうれしいと思うことを追及したい。

過ごしていて楽しいとすら思える病院

最高のホスピタリティを提供する施設

それが富家理事長の考える

患者第一の病院の理想像です。

 

ワン・トゥ・ワン・マーケティングも高いブランド力を誇るナラティブホスピタルにしていきましょう。ぜひ、読んでみてください<m(__)m>

体育祭その22017年6月24日

こんにちは。

リハビリ室助手の稲葉美穂です。

 

院内では

この話で持ちきりかも(?)しれませんが・・

5月31日に行われた

『富家病院体育祭』の様子をお伝えしたいと思います。

 

 

体育祭は

富家病院横の駐車場で行いました。

駐車場はもともと木々の間をぬって作られたので

日陰もあり

ほどよく風もあり

気持ちよく過ごすことができました。

しゃしん1

競技は

紅組と白組の対抗戦

 

『玉入れ』

『パン食い競争』

『職員リレー』に加えて、

大きなホワイトボードに、マグネットを付けた魚を貼りつける

『泳げたいやきくん』という新しい競技もありました。

しゃしん2

しゃしん3

患者様にマグネット付きの魚を持って頂き

職員がホワイトボードを持ちながら移動するという流れで

ゴールに近づくにつれホワイトボードが魚でいっぱいになり

目で見ても綺麗な仕上がりの競技でした。

 

 

パン食い競争は

保育室のちびっこからスタートし

後半にはご家族やドクターも参加して盛り上がりました。

しゃしん4

しゃしん5

 

 

ラストの『職員リレー』では借り物競走があり

理事長先生や、看護部長までも借り物として職員と手をつないで走っていました。

しゃしん6

しゃしん7

ちなみに最後の写真はスキップで走る理事長先生です♪

 

 

とても楽しい1日となりました。

 

 

 

カテゴリー:富家病院

歳を重ねられても2017年6月23日

富家在宅支援センター川越 北川です。

先日

担当させて頂いている86歳になられる女性のお宅へ定期訪問に伺いました。

 

担当させて頂いたのは約4年程前からですが

この4年の間にはいろいろな事がありました。

 

昨年秋口にはご自宅で転倒し骨折され

在宅での生活も悩まれるほどでした。

 

退院へ向けてご自宅の環境を整え

ご家族のご協力を得ながら少しずつ少しずつ良くなられました。

 

最近は日中ほぼお一人で過ごされていますが

ご自宅の家事も少しずつご自分で行い

身なりも整え

しっかりとお一人で生活を送れるようにまで回復されています。

 

以前はご自宅からほとんど出ることなく過ごされていたのですが

先日訪問した時

「この前から散歩を始めたの。

ご近所の方にも協力してもらって天気のいい日は家の周りを歩いているの」

と笑顔でお話されていました。

しゃしん1

 

おいくつになられても、新しい事を初めて

ご自分の生活を豊かにしようとされる姿に

とてもいい刺激を受けました。

 

私も見習って最近はかっこいい体を目指すべく

『糖質抜きダイエット』を始めました(笑)

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